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マイケルは何不自由なく暮らす優秀な建築設計士。
しかしある日、兄のリンカーンが副大統領の兄弟殺しの罪で逮捕され、死刑判決を受けたことから人生が一変します。

マイケルは天才的な頭脳を使って完璧な計画を練っていました。
しかし、所内で暴動が発生。彼に危機が迫る！
マイケルは脱出に必要なボルトをティーバッグのベンチから抜き取るが、運悪く見つかり取り上げられてしまいます。

同房のスクレの協力がどうしても必要なマイケルは、石鹸を携帯電話に見せかけて隠し、彼が信用できる男かを試します。
スクレは恋人との面会をあきらめてまで秘密を守るが、テストだったと知って激怒、房を移ってしまいます。

ヘイワイヤーのせいで思うように“仕事”ができず、計画が遅れ気味のマイケル。
所長に同房者の変更を嘆願するが、それに気付いたベリックからは逆に厳しく締めつけられます。

マイケルは、所長から明日移送すると告げられ、愕然とします。
古株のウエストモアランドの知恵を借りて移送差し止めの申請をするが、それも影の力が作用して握りつぶされてしまいます。
そうとは知らないマイケルは逃走ルート確認の大胆な行動を起こすが……。

寸前で移送を免れたマイケル。
だが、兄リンカーンの死刑執行が刻一刻と迫ります。
一気に“仕事”を進めたいマイケルは、囚人たちをイラつかせ看守がやってこないロックダウン（拘禁状態）を演出、騒動の間に壁の穴を広げます。

刑務所内の暴動は激しさを増し、州兵が出動する事件に発展。
知事のタンクレディも現場にやってきます。
この騒ぎに乗じてスクレとアブルッチは協力して壁の穴を広げる作業を進めます。
すると、マイケルの計画通り古い下水路がみつかります。

自分の房を通らずに脱出ルートの下水路へ入るため、ある倉庫の床に穴を開ける必要があると説明するマイケル。
しかし、そこは看守たちの休憩室に変わっており、忍び込むことすら困難だったのです。

ティーバッグの“恋人”セスが自殺してしまいます。
助けを求められても何もしてやらなかったマイケルは自分を責め、ティーバッグに次の恋人候補として目を付けられた新入りのトゥイーナーは守ろうと決意します。

アブルッチの組織がベリックへの賄賂を打ち切ったために、大事な刑務作業を他の囚人チームに奪われるという事態が起きます。
なんとか取り戻さないと床の穴が見つかるのも時間の問題。
焦ったアブルッチはマイケルを脅し、組織が探している男の情報を引き出します。

マイケルは、チームが脱獄に使える時間を計る道具を作成します。
さらに脱獄チームにウエストモアランドが加わります。

チームの誰かを置いていく必要があるとマイケルに警告するリンカーン。
アブルッチは、チームを抜けないなら殺すとティーバッグを脅しますが…。

リンカーンの死刑執行が迫り、マイケルは計画を実行に移します。
一方、ケラーマンはヘイルと対決し、ベロニカはマスコミに暴露します。

マイケルは電気椅子の配線に細工して、リンカーンの死刑執行を遅らせようとします。
ベロニカとニックはステッドマンの遺体を掘り起こさせようとして…。

ステッドマンの遺体を掘り返す裁判官命令でリンカーンの死刑は延期になります。
スクレは貸しのある囚人に頼み、診療室への新経路を確認するマイケルを手伝います。

マイケル、リンカーン、スクレ、シーノート、ティーバッグが刑務所に入った経緯と、サラが刑務所で働くようになった経緯が、回想シーンで明かされます。

独房に放り込まれたマイケル。
一方、スクレは、看守休憩室の抜け穴をコンクリートでふさぐ仕事を任されます。

マイケルは失ったタトゥーをヘイワイヤーに思い出させようとします。
ベリックがマイケルとスクレの房を競売にかけるのを、チームは阻止できるのか。

マイケルが診療室の鍵をサラから手に入れる方法を探る中、リンカーンは自分の人生を台なしにした事件に父がどう関わっていたかを知ります。

抜け穴が発見され、脱獄をただちに決行することになりました。
だが、24時間監視されているリンカーンは連れて行けるのか...。

マイケルは、ポープ所長を脅してリンカーンを診療室に移送させ、脱獄囚たちは、サラが鍵をかけないでおいた部屋に無事にたどり着きますが...。

脱獄が発覚。ベリックが先頭に立って脱獄囚の大規模捜索を行う中、副大統領は衝撃的な策略に出ます。