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『グレイズ・アナトミー シーズン9』第１話　生きた証し
あの衝撃的な飛行機の墜落事故から1ヶ月。
今やアテンディングとしてインターンを指導する立場となったメレディスは、'メドゥーサ'というあだ名で呼ばれるほど恐れられる存在となります。
親友のクリスティーナは、ミネソタ州のメイヨー･クリニックに移り、アレックスもホプキンス行きが決まって、メレディスは1人残される孤独を味わいます。
一方事故で腕を負傷したデレクは、カリーの治療によりほぼ回復し、いよいよオペに復帰する日を迎えます。
それは、事故で昏睡状態が続いていたマークの生命維持装置が外される日でもあったのです。

『グレイズ・アナトミー シーズン9』第２話　友への言葉
墜落事故の直後、彼らに何があったのかを、フラッシュバックで描く衝撃のエピソード。
仲間を救うために4日間不眠不休で頑張り続けたクリスティーナは、その壮絶な体験から強いショック症状に陥り、一言も言葉を発さなくなります。
このままでは精神科に移されてしまうため、メレディスたちは懸命にクリスティーナに呼びかけますが…。
また、レクシーの最期を看取った後、昏睡状態に陥っていたマークは、シアトルの病院に戻ると突然覚醒します。
一方、脚の切断を断固として拒み続けていたアリゾナは、感染症が進み容体が急変します。

『グレイズ・アナトミー シーズン9』第３話　見えない日々
墜落事故を起こした航空会社から、デレクたちへ莫大な和解金が提示されます。
条件は、全員一致で和解案を受け入れ、航空会社側に一切の要求をしないこと。
皆が前向きに和解案を検討しはじめる中、決断を迷うデレクは、改めて事故機の残骸を見に行き、再発防止のためにも事故原因を徹底的に追及すべきだという思いを新たにします。
また、左足を失ったアリゾナは引きこもりとなり、勝手に切断を指示したカリーを激しく責め続けます。
たとえ自分が憎まれ役になっても、アリゾナに生きて欲しいと願うカリーは…。

『グレイズ・アナトミー シーズン9』第４話　裸の外科医
メイヨー･クリニックで、苦手な高齢の医師トーマスと組まされることになったクリスティーナ。
だがオペで彼の見事な手技に驚かされ、更にトーマスも墜落事故の経験者であることが分かり、彼に大きな信頼を寄せはじめます。
そんな矢先に、上司のパーカーがトーマスを引退に追い込もうとしていることが発覚します。
その頃シアトルでは、カリーに説得されたアリゾナが義足のフィッティングのため病院を訪れます。
彼女の術後を案じていたアレックスは、未だに現実を受け入れられず義足を拒むアリゾナに、早く復帰してほしいと頼みこみます。

『グレイズ・アナトミー シーズン9』第５話　美しき運命
クリスティーナは、トーマスから巨大な動脈瘤の修復と心疾患の治療という２つのオペに誘われて大喜び。
最初のオペ中に患者の動脈瘤が破裂するというハプニングが起きるが、トーマスの追放を目論むパーカーをクリスティーナが説得し、なんとか２つめのオペに入ります。
ところが、今度はオペ中にトーマスが倒れてしまい…。
同じ頃、メレディスは車の下敷きとなったメリッサを担当。危機的な状況が続くメリッサにレクシーの姿を重ねるメレディスは、強引に治療を続けようとするが、そんな中ゾラが発熱し、託児所から返されてしまいます。

『グレイズ・アナトミー シーズン9』第６話　魔女の流儀
トーマスが亡くなり、メイヨー･クリニックにいる意味が見いだせなくなったクリスティーナが、心臓外科のフェローとしてシアトルに復帰します。
ところが新任の心臓外科チーフのラッセルは、クリスティーナの腕を買い、好きにしていいと放任。
トーマスの教えを胸に、クリスティーナはインターンたちをこき使いながら、彼らの意欲を駆り立てていきます。
一方ベイリーは、家から一歩も出ないというアリゾナに、電話で患者の相談を持ちかけます。
なかなか届かないカルテを待つ間、症状が気になるアリゾナは無意識に義足で歩き出します。

『グレイズ・アナトミー シーズン9』第７話　愛を求めて
末期の肝疾患と心臓弁膜症の患者グラハムに理想的な肝臓が見つかり、移植を受けることが決まります。
長年グラハムを担当してきたベイリーは、クリスティーナとインターンのステファニーとシェーンと共に、万全を期して肝臓移植と弁置換の同時オペに挑みます。
ところが新たな肝臓は適合せず、余命が僅かだと知ったグラハムは、30年かけてやっと巡り合ったパートナーのフランクと残された時間を添い遂げたいと申し出ます。
その姿を見て、改めてオーウェンの存在について考えたクリスティーナは彼との関係修復を試みるが…。

『グレイズ・アナトミー シーズン9』第８話　未来の私たち
日々アテンディングにこき使われながらも、少しずつ成長するインターンたちの新たな１日がはじまります。
ステファニーとリアは、クリスティーナの下で心臓移植待ちの２組の新生児を担当することになります。
クリスティーナに気に入られていると自負するステファニーに負けないようリアも意地を見せ、過剰にライバル心を燃やす２人。
ところがそんな競争心がある重大なミスを引き起こし、患者の命に危険が及びます。
一方、シェーンはエイプリルの助手となり、外来患者のできものをまとめて処置する'イボ おできデー'の洗礼を受けることに。

『グレイズ・アナトミー シーズン9』第９話　マリッジブルー
ベンとの挙式を控えたベイリーは、心の奥で二度目の結婚に不安を抱きながら、仕事に没頭することでそれを忘れようとします。
そんなベイリーを見かねたカリーは、軽い気持ちで「迷うなら逃げればいい」とアドバイスしてしまいます。
花嫁に対する皆からの祝福さえ素直に受け取れないベイリーは、式場まで１人で自分の車を運転していくと主張し、周囲を困らせます。
そこへ、ベイリーの不安を見抜いていたリチャードが迎えに現れ、２人はリムジンで式場へ。
ところが、その道中リチャードの携帯に、アデルが吐血したとの連絡が入り…。

『グレイズ・アナトミー シーズン9』第１０話物語のはじまり
オーウェンが離婚を切り出した理由が、訴訟のためだったと知ったクリスティーナは、本当は自分もやり直したかったと素直に告白し、２人はベイリーの結婚式へは行かずに愛を確かめ合います。
だが、結婚はお互いを傷つけるだけだと実感する２人は、驚くべき決断をします。
一方カリーは、ベイリーが挙式会場へ来ないのは、自分のせいだと自己嫌悪に陥ります。
そんな彼女にアリゾナは、義足を引け目に感じて式を欠席しようとしていた自分を叱咤したカリーの優しさを再認識し、会場のホテルに部屋を取って２人きりで過ごそうと提案します。

『グレイズ・アナトミー シーズン9』第１１話　捨てられない想い出
飛行機事故の判決が下され、航空会社の問題を事前に知り得た病院側の過失が認められました。

デレク、メレディス、クリスティーナ、アリゾナの4人は、それぞれ１５００万ドルという巨額の賠償金を受け取ることになり、カリーは祝杯をあげようと提案します。

同じ頃、ジャクソンはマークが長年担当してきたクルーゾン症候群の患者ジェームズを引き継ぎます。そして、マークのプランを変更して新しい前頭中顔面前進術を提案しますが、アリゾナやデレクはリスクが高いと反対します。

『グレイズ・アナトミー シーズン9』第１２話　幻の痛み
賠償金を支払うはずの保険会社が支払いを拒否したため、代わりにその責任を負うこととなった病院側は、財政的危機に直面します。

オーウェンが雇った医療アドバイザーのケイヒルは、徹底的な病院の効率化と合理化に目を光らせ、ついにオペに復帰するデレクや、アフリカの孤児プログラムが存続の危機に晒されるアレックスはピリピリムードです。

一方、失った脚が痛む”幻肢”に悩まされるアリゾナは、オペ中に集中力が切れることもありますが、オーウェンはそんな彼女に、失った脚の存在を視覚化する方法を教えます。

『グレイズ・アナトミー シーズン9』第１３話　汚れた血
ケイヒルが病院経営の改善策を次々と打ち出した結果、病院のあちこちに監視カメラが設置され、外部の医師によるチェックが入ることになります。

また、彼女はオペの効率化を推進し、その一環としてヘルニアの修復術を統一するためのコンテストがおこなwれることになります。

解雇を恐れるベイリーがコンテストの優勝を狙って張り切る一方で、リチャードは効率化により医師の仕事が流れ作業になってしまうのではという危機感を抱きます。

さらに、閉鎖が決まったERの改装工事のさなか、重症の男性患者がヘリで到着します。

『グレイズ・アナトミー シーズン9』第１４話　変化のシンボル
病院の買収を名乗り出たペガサス・ホライズン社がブランド・アンバサダーを選定することになり、アレックスとジャクソンが候補に上がります。

ペガサスの担当者に良いところを見せようと、ジョーとステファニーも加わりアピール合戦を繰り広げます。

一方エイプリルは、ERが閉鎖されてから気分が沈みがちです。救急外来がなく暇を持て余す彼女は、救命士マシューに誘われてひき逃げ事故の現場に...。

『グレイズ・アナトミー シーズン9』第１５話　苦い薬
ペガサス社の実態を知ったカリーは、賠償金を受け取った4人を集め、自分たちで病院を買い取ろうと提案します。

メレディスは賛成しますが、デレクは慎重な態度を見せ、アリゾナは反対し、全額を注ぎ込もうと言うカリーに猛抗議します。
オーウェンがペガサス社への売却に奔走していることを誰よりも知るクリスティーナも、彼を裏切れないと反対します。

そんな中、オーウェンから財政難を理由に遺伝子検査を拒否されたベイリーは、病院を見限る決意をします。

『グレイズ・アナトミー シーズン9』第１６話　最後のカード
デレク、メレディス、クリスティーナ、カリー、アリゾナの5人が突然辞任を発表したことで、ペガサス社の買収は一旦取り消しになりましたが、不安に陥った看護師や検査技師たちが次々とやめていき、病院は人手不足で大混乱に陥ります。

同じ頃、デレクの財務アドバイザーと共に内密に病院買収計画を進める5人は、資金調達に奔走しますが、思うような結果は得られません。

そんな時、ケイヒルと理事のロバータが、病院の解体と職員の解雇を進めていることが判明します。偶然2人の会話を聞いてしまったヘザーから、この話を聞いたメレディスは...。

『グレイズ・アナトミー シーズン9』第１７話　命のバトン
早速会議を開き、今後の病院経営方針を話し合うメレディスたちですが、ジャクソンは財団の意向として、ERの再開に待ったをかけ、さらに外科部長の交代を提案します。

しかし他のメンバーは方針の押し付けに反発し、オーウェンも辞職すると言い出します。

その日は３件の移植手術が行われる予定でしたが、多くのスタッフが病院を辞めていた上、オーウェンの不在で病院は混乱し、アレックスとクリスティーナは手術がかち合ってしまいます。

『グレイズ・アナトミー シーズン9』第１８話　イタズラな時間
グレイ・スローン病院で、ついにERが再開し、メレディスが担当した女性教師は腹痛を訴えていましたが、進行した胆嚢ガンで摘出不可能と判明します。

アリゾナはハイヒールが履ける新しい義足で出勤しますが、時間が経つにつれて痛みに耐えられなくなり...。

一方、アレックスはジョーを助手に、がんで闘病中の少年を担当しますが、少年は彼女がジェイソンと付き合っていることが気に入らず、いたずらを仕掛けます。

『グレイズ・アナトミー シーズン9』第１９話　抗えない直感
カリーは各界で活躍する人たちのプレゼンテーションを動画配信するTED会議で登壇する予定でしたが、当日、ガソリンを積んだタンクローリーが高速道路で乗用車に衝突して玉突き事故が起きます。

ERに次々と怪我人が運ばれて来て、カリーもオペに追われます。

また、事故とは別に、原因不明の高熱と発疹により、母親が何度もERにつれて来ている少年がいました。ジョーは咽頭炎と診断して薬を出しますが....。

『グレイズ・アナトミー シーズン9』第２０話　無自覚な殺人者
メレディスは遺伝子検査の結果、認知症の遺伝子マーカーが複数陽性と出ます。冷静を装いつつも動揺した彼女は、遺言書の書き換えが必要だと言い出します。

そんな中、内戦の最中であるシリアから医師が2人研修に訪れますが、現地で使える医療器具が極めて限られていることがわかり、皆で代用品を使った処置の方法を考えることにします。

一方、ベイリーとリアがオペをした患者たちが、次々に術後感染症を起こしてしまい....。

『グレイズ・アナトミー シーズン9』第２１話　疑惑のまなざし
ジャクソンの知らせで、CDC（疾病管理センター）が病院へ調査に来て、感染症で死亡した患者からは黄色ブドウ球菌が検出されました。

カルテはベイリーがアクセスできないようにロックされ、医師たちは彼女と話すことさえ控えるように指示されます。

一方、両親が玉突き事故に巻き込まれた少年イーサンの祖母が到着し、いまだに意識が戻っていない息子の様子に号泣します。

母親はかなり良い状態になっていたのですが、突然痙攣し出して....。

『グレイズ・アナトミー シーズン9』第２２話　失われた誇り
ERに胴体が切断された女性が搬送されて来ます。彼女はマジシャンのアシスタントで、胴体切断のマジックを実演中に誤ってチェーンソーで腹部を切断されていました。メレディス、リチャード、ジェーンがオペを行いますが....。

一方、ベイリーはオペの許可が出たものの、研究室にこもってしまいます。

その頃、ナンシーとホテルに戻ったイーサンがERに運ばれて来ます。睡眠不足だったため、ナンシーの睡眠薬を飲んだらしく....。

『グレイズ・アナトミー シーズン9』第２３話　無防備な心
シアトルに巨大な嵐が接近中という予報に、病院では万全の体制を整えるべく準備を開始します。

そんな中、アレックスが、恋人ジョーと殴り合いケガをしたジェイソンを担ぎ込み、デレクに診察を依頼します。

イーサンの父親はいまだに意識が戻らず、里子に出されることを心配する少年に心を痛めたオーウェンは、彼を養子にすることを考え始めます。

エイプリルは体に鉄骨が刺さった建設作業員をオペすることになります。

『グレイズ・アナトミー シーズン9』第２４話　嵐の出来事
嵐のため停電し、発電機も動かない病院で、医師たちは暗闇で治療にあたることになります。

出産が始まったメレディスは、胎児が反屈位だったため帝王切開を受け、男の子は無事に産まれますが....。

一方、リチャードはオペに復帰できないベイリーに代わり、屋根から落ちた男性のオペを行いますが、患者が心嚢液貯留だったためにクリスティーナが呼ばれましたものの、暗闇でのオペのせいでなかなか出血源を突き止められずにいます。