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『グレイズ・アナトミー シーズン10』第１話　託された決断
巨大な嵐は去ったものの、大きな被害を受けたシアトルの町。
大勢の患者でごった返す病院は人手や部品の不足が深刻化し、オーウェンと理事たちはERの休診を決めます。
そこへ、市内で土砂崩れが発生し、住民を避難誘導していた警官や消防士が巻き込まれたという一報が入ります。
医師たちが次々と搬送されてくる患者のオペで手一杯の中、姿が見えないリチャードを捜すよう指示されたシェーンは、デレクの助手に指名されたヘザーを出し抜くため、彼女に嘘をついてしまいます。
その後、感電したリチャードとヘザーが発見されるが…。

『グレイズ・アナトミー シーズン10』第２話　さよならが言えなくて
ベイリーはオーウェンとともにリチャードを開腹するが、壊死した組織を見つけ出せず、見学していたキャサリンに責め立てられてオペを中止します。
自信を失いかけるベイリーに、産後でベッドから動けないメレディスは「私はあなたから、直感を信じろと教えられた」と励ましの言葉をかけます。
一方、デレクはヘザーの開頭手術に挑むが、残念ながら彼女は帰らぬ人に。
シェーンは良心の呵責に苦しみ、消防士と一緒に土砂崩れの現場へ向かおうとします。
そんな彼を見たステファニーたちも、仲間同士で助け合おうと心に決めます。

『グレイズ・アナトミー シーズン10』第３話　むなしい叫び
嚥下障害のため、自力で食べられない状態となったリチャード。
回復への気力を失い、NGチューブの挿入を拒んでベイリーたちを困らせる彼を見て、シェーンは産休中のメレディスに助けを求めます。
だが久しぶりに面会に訪れたメレディスに、リチャードは「君を代理人にしたのは間違いだった」と言い放ちます。
同じ頃、嵐で損壊した外科外来を立て直すため、オーウェンはジャクソンたち理事に修繕費の工面を要請。
ところが誰1人として動こうとしないため、オーウェンはジャクソンが担当する顔面再建の無償オペを中止すると発表します。

『グレイズ・アナトミー シーズン10』第４話　ショーは続く
嵐で被害を受けた病棟を修繕するための寄付金集めパーティー当日。
オーウェンが「一番金を集めた科には褒美を出す」と宣言したため、メレディスたち医師は招待客へのアピール合戦を開始。
クリスティーナから、お互いに新しい相手を見つけるいいチャンスだと言われて戸惑うオーウェンの前には、シアトル長老派病院の産婦人科医エマ・マーリングが現れます。
ところがパーティーの終盤で、会場のダンサーがケガをする惨事が発生。
そこでジャクソンは、招待客を病院の見学室へ案内し、デレクたちのオペを見せることにします。

『グレイズ・アナトミー シーズン10』第５話　 仕事と育児の両立
育休から復帰したメレディスとデレクは、ソフィアを連れて居候中のカリーと協力し、仕事と育児を両立させようと奮闘します。
そんな時、メレディスが産休前に担当していたサマンサに、クリスティーナが心肝移植をすることに。
それを知ったメレディスは、自分もオペに入れてほしいとクリスティーナに頼みます。
ところがゾラが頭を切る怪我を負い、十分に準備が出来ないままオペ当日を迎えてしまいます。
その一部始終を見ていたクリスティーナから、「方法を把握してるベイリー先生に頼む」と、オペから外されたメレディスは…。

『グレイズ・アナトミー シーズン10』第６話　それぞれの地図
カリーと共にBCIの研究をするデレクは、四肢マヒ患者のミッキーの脳に新しいセンサーを埋め込んだテストで、側頭葉が光らないことを疑問に感じます。
MRI検査をすると、ミッキーの脳には神経膠腫が。
オペで取り除くには危険すぎるため、デレクは研究も中止せざるを得ないと判断します。
しかし、ミッキーは研究の続行を希望し、腫瘍を取らないならセンサーも外さないと主張。
もともとアリゾナのためにこの研究を始めたカリーも、研究から降りると言い出します。
その頃、アリゾナはリアから積極的なアプローチを受け始めて…。

『グレイズ・アナトミー シーズン10』第７話　スリラー
ハロウィーンの朝、アリゾナのベッドで目覚めたリア。
アリゾナは朝食を食べようと誘うが、お手軽な女を装うリアは、そそくさと病院へ。
すると、ERに運び込まれてきたドラッグ依存症患者が、突然リアの首に噛みつきます。
患者は心臓を２発撃たれても死なないゾンビのよう男で、リアはHIV検査の結果が出るまでオペ室の出入り禁止を言い渡されてしまいます。
そんな中、リチャードはジュニア･レジデントの1人を自分のオペの執刀医に指名すると宣言。早くも脱落したリアを除く3人は、その座を勝ち取るためERを走り回ります。

『グレイズ・アナトミー シーズン10』第８話　２対１のルール
メレディスは自身の研究のために助成金で3Dプリンターを購入。
高い期待を寄せる医師達を前に、張り切ってプレゼンを行うが、初めての試作品は皆の笑いの的に。
同じ頃、プレゼンに参加しなかったクリスティーナは、人工血管を移植した赤ちゃんのネイサンが拒絶反応を起こし、治療法に行き詰ります。
シェーンは3Dプリンターを使って、ネイサンの細胞を人工血管に植え付けて移植する方法を提案。
最初は二の足を踏んでいたクリスティーナも、可能性に懸けてみようとメレディスに3Dプリンターを使用させてほしいと頼むが…。

『グレイズ・アナトミー シーズン10』第９話　謝罪の重み
4ヵ月前、クリスティーナから股関節を痛めたプロスノーボーダーのトラヴィス･リードを紹介されたカリー。
トラヴィスは間近に迫るオリンピック予選に間に合わせるため、人工股関節を使ったピーターソン術を希望します。
まだ臨床試験段階で、カリー自身も未経験の治療法だったが、トラヴィスの熱意と信頼を感じたため、オペに挑戦。
その後、両脚を失うこととなったトラヴィスが、原因は手術中のケアレス･ミスだったとしてカリーを訴えます。
裁判でも厳しい追及を受けるカリーは、切断の原因は術後感染症で、和解はしないと主張します。

『グレイズ・アナトミー シーズン10』第１０話　私の知らないあなた
家族のためにシアトルに戻ったベンは病院に復帰。
その頃から、ベイリーはオペの前にチェックを繰り返すなど、妙な行動が目立つようになります。
彼女が強迫性障害なのではと心配するベンがデレクに口を滑らせると、デレクは理事会へ報告してしまいます。
一方カリーは、裁判中に支えてくれたアリゾナとの別居を解消。
やり直すために素直になろうと考えたアリゾナは、別居中に浮気していたことをカリーに告白します。
浮気相手との関係は完全に終わったと告げられ、一応納得するカリーだが、リアと3人でオペに入った際、相手がリアだと気づいてしまいます。

『グレイズ・アナトミー シーズン10』第１１話　最初の一歩
デレクとカリーは患者のベッカに新開発したセンサーとロボット人工装具の実験を行いますが、なかなか成果が現れず、ベッカはイラつくばかりです。

彼女の負担を感じ取ったカリーは、実験の継続を諦めようとしますが、デレクは発想を転換したアプローチを思いつきます。

同じ頃、ベイリーは強迫性障害の疑いからオペを外され、専門医アルマに縫合をテストされますが、案の定思うように手が動かせず苦戦しながらも、薬の服用を頑なに拒否します。

その様子を見ていたリチャードは、病気と向き合う勇気を持つようにとベイリーを励まします。

『グレイズ・アナトミー シーズン10』第１２話　愛のために
エイプリルとマシューの結婚式当日、クリスティーナは3Dプリンターで作った人工血管をネイサンに移植するオペが成功し、一躍時の人に。

同じく3Dプリンターで門脈作成に挑むメレディスの方は、研究が行き詰まり、クリスティーナの思い上がった態度が気に食わないのです。

急きょエイプリルの付き添い人を務めることになった2人は、ドレスの仮縫いで鉢合わせ、激しい口論になります。

一方、オペ後の合併症で重い脳卒中になってしまった患者ダルトンを目の当たりにしたジャクソンは、エイプリルへの想いを伝える決心をして....。

『グレイズ・アナトミー シーズン10』第１３話　過去との決別
エイプリルの結婚式の最中に、デレクは大統領から電話を受けます。脳機能マッピングの研究に政府の資金が投入され、デレクの協力を求めて来たのです。

メレディスが研究に打ち込めるように、積極的に育児を手伝うと約束した矢先の出来事に、メレディスは立腹します。その上、ホワイトハウスによる身辺調査でデレクの過去に新たな事実が....。

一方、アレックスの父ジミーは、オペで失態を演じたシェーンのせいで瀕死の状態になります。アレックスは父との確執を乗り越え、ジミーの望みを叶えさせようと彼の妻子に連絡します。

『グレイズ・アナトミー シーズン10』第１４話　恋する遺伝子
匿名のレジデントが、上司からのハラスメントと敵対的な職場環境について申し立てを起こしました。

事態を重く見た病院の人事課からの要請で、理事会は職員同士の恋愛を禁じる新たな規定を制定します。

結婚式から逃げ出し、その足で婚姻届を出し、すでに同居を始めていたジャクソンとエイプリルは、なかなかその事実を公表できません。

一方ジョーはアレックスと付き合うとクビになるのではと不安に陥ります。また、オーウェンとエマが同居を始めると聞いたクリスティーナは、2人をお祝いしようと彼のトレーラーを訪ねますが...。

『グレイズ・アナトミー シーズン10』第１５話　選び取る人生
大統領の指名を受けて諮問委員会を仕切ることになったデレクは、新たなオフィスでホワイトハウスとの仕事をスタートさせますが、先方はセンサーが大統領側の占有財産となるため、特許権を放棄するように要請します。

カリーは、一緒に勧めて来た研究を突然打ち切るとデレクに宣告され、ショックを受けます。さらに、長年治療に取り組んできた内反足の少女アリッサから、これ以上痛みを取る方法がないなら脚を切断してほしいと懇願されます。

自身も義足のアリゾナがアリッサを援護したため、カリーはプライドを傷つけられます。

『グレイズ・アナトミー シーズン10』第１６話　誕生日のサプライズ
今日はリチャードの誕生日。病院でサプライズがあるかと密かに期待していたリチャードに、オーウェンは退職後の人生プランに関する書類を手渡します。

リチャードは、自分はもう用済みなのかとショックを受けますが、そんな時ベイリーの患者グレッグが、双子の片割れを吸収した胎児内胎児を持つことが発覚します。

誰もが初めて見るケースにリチャードも興奮し機嫌を直しますが、グレッグは胎児内胎児が自分の兄弟だとして、切除手術を拒否します。

一方、カリーはセンサーの共同開発者として、独占しようとするデレクを訴えると言い出します。

『グレイズ・アナトミー シーズン10』第１７話　もうひとつの結末
クリスティーナは、車の事故にあった患者ジェイソンを担当し、難しい処置を成功させるものの、彼は、首から下が麻痺しており、自発呼吸もできない状態でした。

そのため、ジェイソンの妻エリスに頼まれ、クリスティーナは彼にある質問をします。それは延命治療を望むかどうかということでした。

そして、ジェイソンが選ぶ答えから、クリスティーナは自分とオーウェンの未来を2通り想像します。

『グレイズ・アナトミー シーズン10』第１８話　忍び寄るウイルス
ウイルス性胃腸炎が街中で大流行し、病院は患者であふれ、職員にも病欠が相次ぎます。

そんな中、クリスティーナとシェーンは人工血管の臨床試験患者たちの術後３０日目を迎えます。

国立衛生研究所に報告する大事な日ですが、クリスティーナにオペの予定が入ったためシェーンが臨床試験の患者を任されます。

アレックスは、肛門形成を得意とする開業医のレバッケスのオペにはいることになりますが....。

『グレイズ・アナトミー シーズン10』第１９話　勝利をつかむまで
クリスティーナはハーパー・エイブリー賞の候補者に選ばれ、期待に胸を躍らせますが、安定していたはずの担当患者リンクに、決戦ができ容体が急変してしまいます...。

一方、メレディスはHIV陽性患者間の腎臓移植を行う予定でしたが、提供者が突然「やめたい」と言い出します。

ベイリーは無菌室から出られないブレイデンの免疫不全の治療法を探していましたが、いい方法を思いつきません...。

『グレイズ・アナトミー シーズン10』第２０話　孤高のドクター
ハーパー・エイヴリー賞の授賞式を翌日に控えたクリスティーナ。

そんな中、子どもたちが次々と心筋症を患っているマクニール家の長女アイヴィが、移植された心臓に拒絶反応を示し、さらに次女フランキーも心不全を起こしてしまいます。

メレディスはクリスティーナの受賞スピーチを考える手伝いをする予定でしたが、仕事で病院に残ることに。

一方、ジャクソンとエイプリルは耳が聞こえない患者を巡って口論になります....。

『グレイズ・アナトミー シーズン10』第２１話　残酷な現実
ハーパー・エイヴリー賞授賞式の翌日、クリスティーナは雲隠れしてしまいます。そんな中、フランキーのドナー心臓が見つかり、心臓移植手術が行われることになります。

一方、アレックスはレバッケスから正式にオファーをもらい、そのことをアリゾナに切り出しますが...。

リチャードはキャサリンのオフィスを訪ね、賞に関してある事実を知らされます。

ベイリーはブレイデンの遺伝子治療を行う予定でしたが、テレサに治療の同意を撤回されます。

『グレイズ・アナトミー シーズン10』第２２話　突然の再会
ハーパー・エイヴリー賞の一件でうんざりしていたクリスティーナはメレディスとオーウェンに促され、公演依頼のあったチューリヒの病院にくことになります。

ゆったりした時間を過ごすクリスティーナですが、講演の質疑応答で聞き覚えのある声がして...。

シアトルでは脳の一部を共有した結合双生児の分離手術が行われます。

また、ブレイデンは奇跡的にT細胞の数が増えて体調がよくなりますが...。

『グレイズ・アナトミー シーズン10』第２３話　0%の望みにかけて
免疫不全のブレイデンは、遺伝子治療によって無菌室を出て退院できる状態にまで回復しました。

ベイリーは無断で治療を行なった事実を両親に明かしますが、憤慨した両親は、ベイリーを暴行罪で訴えると言い出します。

レジデントたちは自分たちの中の誰かがクビになるという噂に戦々恐々とします。

一方、チューリヒ行きを決めたクリスティーナは心臓外科の新しいチーフを選ぶための面接を行いますが...。

『グレイズ・アナトミー シーズン10』第２４話　ラストダンス
チューリヒ行きを延ばしていたクリスティーナ。ようやく出発する気になり、その前にショッピングモールに行くと言い、オーウェンと別れます。

その後、モールで爆発が発生し、大勢の負傷者が病院に搬送されてきます。

爆発の原因は生物兵器または放射能兵器によるテロの可能性があり、次のターゲットは病院だという噂も流れる中、メレディスは爆発に関与したと疑われる少年マイクを担当することになりますが...。