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51分署の隊員のほとんどが燃え盛る工場に取り残されていました。
チーフ・ボーデンは、彼らを救うために、あるリスクの高い決断を下します。

一方、ドーソンは新たな人生に向かって歩き出そうとする父と向きあおうとするのでした。

学校火災が事故ではなかったと知ったチーフ・ボーデンは、火災の原因を突き止めるようセブライドとケイシーにはっぱをかけました。

87分署と消防大会の勝利を懸けたマウチは、各自に不適当な出場種目を選んでしまうのでした。

51分署では、ボーデンが半休のためマリンズが代理のチーフとして51分署に来ます。
くせ者だと定評があるマリンズに、普段はやらない部分の掃除までやれと命令されたみんなは、渋々ながら従いました。

飛びおり自殺の危険があると通報を受けてはしご隊と救急隊が出動します。ケイシーは独自の判断で青年を助けますが、勝手に動いたことを責めるマリンズに、責任は自分がとると言い出すのでした。

ブレットは、ホープが前の職場から１万ドルを盗んだという話を本人に確認します。
ホープは、不倫相手だった上司が自分に責任をなすりつけようとしていると説明し、51分署を辞めると言い出しますが、ブレットは止めました。

午後はケイシーの中隊長辞令式。ドーソンは午前中半休をとって買い物に行来ますが、その帰りに、駐車場を営業しながら工事している現場に遭遇します。
ドーソンは現場監督に閉鎖するよう抗議しますが無視されてしまいます。

給料日当日、みんなは喜んでホープから小切手を受け取りますがキッドの分がありません。ホープは担当者に問い合わせると言うのですが、キッドはホープを怪しみます。

ブレットは、ホープがセブライドと寝てからキッドがそういうことを言い出した、と反論して２人は険悪な雰囲気になってしまいました。

ケイシーは、救出方法でセブライドと意見が食い違い衝突してしまい、セブライドは、優れたリーダーは専門家の意見を無視したりしない、とケイシーを非難するのです。

就職先に不満があり、改善策を上司に提案するつもりだと言うラモン。また、ケイシーの市議会のツテを使えないかとドーソンに相談します。

ドーソンは大人しくしておくようアドバイスし、市議会のツテを使うことも断りますが、ラモンは無断でケイシーの名前を使って電話をするなど勝手な行動を重ねます。

そんな父親に、ドーソンは「もううんざり」と怒鳴りつけるのでした。

駅で刺されたラモンはなんとか一命を取りとめました。
そして、犯人の凶行をラモンが止めたということが分かり、事件以降沢山の取材依頼がくるようになります。

ドーソンはそんな父親を見て複雑な気持ちになりつつも、自分の無力さを感じていたことを告白しますが、ラモンはドーソンこそが自分の英雄であると言い親子は再び和解しました。

オーチスはリリーと共にモリーズ・ノースのオープン準備に張り切っていますが、なかなかうまく進みません。

ドナの弟・ジュリアンが突然訪ねて来ましたが、ボーデンは自分たちの結婚式にも子供が生まれた時にも来なかったジュリアンに不信感を抱いていました。

案の定、ジュリアンは消防局に防火手袋を５千ドル分買ってほしいと言い出します。ボーデンは騙されてるに違いないと思いましたが、自腹を切るつもりで購入を決めます。
しかしジュリアンが持ってきたのは最高の手袋でした。

51分署の仮眠室で強烈な異臭がしました。ハーマンたちは原因をつきとめるため、いろいろと調べますが何が臭っているのかわかりません。

キッドとブレットは、出動先で出会った危険物処理班のザックに一目惚れし、彼にモーションをかけようと張り合います。

仮眠室の悪臭騒ぎの原因をザックにつきとめてもらおうと、ブレットたちが彼を51分署に呼ぶと、ザックが見事に臭いのもとをつきとめました。

亡くなった少女はブリアではありませんでいた。
少女の恋人から10代専門の保護シェルターの存在を聞いたドーソンがブリアを捜しに行来ますが、情報を教えてもらえず伝言を頼みます。

後日、51分署にブリアが現れます。
ドーソンは行く当てのないブリアを家に泊め、一時的な里親になりたいとティナに話しますが、あまり期待できないと言われてしまいました。
しかし、ケイシーの口添えでティナが上司に話した結果、ブリアの父親が施設を出るまで彼女を預かる許可が下りました。

囚人を護送中の車が事故を起こしました。
缶詰状態になった保安官代理の様子を見たセブライドは、すぐに引き出す方がいいと言いますがが、ケイシーは無理だと判断します。
なんとか救出しますが、保安官代理は搬送後に亡くなってしまいました。

本部ではケイシーの判断が正しかったのか？という調査が入り、ケイシーは思い悩むのです。

屋上から川へ飛び込んだケイシーとセブライドは無事救出されます。
その時の写真が新聞に載り、消防局の広報に電話が殺到。気をよくしたチーフ・ハフハインズは、写真を撮った記者のアイザックスに51分署での１日密着取材を持ち掛けました。

出動した救急61が戻って来ます。
倒れていた男に嘔吐されたドーソンがシャワーを浴びに行った後、アイザックスはコーヒーを取りに行くと言い、シャワー室へ覗きに行きました。

連続爆破事件の捜査が続いています。
犯人シェパードに爆弾を売ったと思われるジョージ・レイアは以前ドーソンたちが出動先で出会った男でした。

ボイトとアントニオは、ドーソンたちに彼を訪ねてもらい、こっそり彼のパソコンにクローン・ソフトをインストールする間の時間稼ぎを依頼します。

危険な捜査への協力を渋るボーデンに、ドーソンたちは、ぜひやらせてほしいと志願するのでした。

自動車事故で出動したケイシーは乗っていた夫婦を助ける際、妻・ホリーの首に事故と無関係のあざを発見。ドーソンたちも体のあざに気付きます。

夫のスコットは横暴で、自分の治療だけでなくホリーの治療まで拒否すると言い張ったためケイシーが気を引き、その間にホリーを医療センターへ搬送しました。

しかし、その後スコットはウィル・ハルステッドたちが止めるのを振り切り、妻を無理やり連れて帰ってしまいました。

妊娠を疑ったブレットでしたが、妊娠していないことがわかり、ホっとする一方、アントニオへの思いはさらに複雑になりました。

火災で出動した先で、オーチスとキッドが突然発砲されます。キッドは無事だったが、オーチスが首に銃弾を受け重症を負いました。
セブライドは2人を助けようとボーデンの命令を無視して家の中へ入り2人を救出します。

グリソムはボーデンに、自分の後任として勧めておいたと話します。

ボーデンは昇進のビッグチャンスに喜びながらも、複雑な気持ちになりました。

セブライドはグリソムに約束をすっぽかしたことを謝りますが、冷たくあしらわれ落ち込んでしまいます。
キッドにアドバイスされたセブライドは、これまで育ててもらった感謝の気持ちをグリソムに伝え、けじめをつけます。

入院しているオーチスの代わりに、昔ドーソンと仕事をしたことがあるコルドバが入ってきました。

リハビリ中のオーチスはボーデンに頼まれ51分署の事務を手伝うことになりました。

プールでおきた事故から救助した少年ザンダーの親の所在が分からなかったため、51分署で一時的に預かることになりました。

オーチスが父親をつきとめ、父親がザンダーを引き取って帰りますが、後から母親がきて激怒します。
父親には親権がないと言い張り、勝手なことをしたと責め、お金を要求してくるのです。

51分署にFBI捜査官たちが乗り込んできて、捜査のために場所を提供することになりました。
捜査官を殺した凶悪犯ベセラが、51分署の向かいのアパートに住む兄弟のモリースを頼ってきた時を狙って逮捕するためでした。

署員たちは出動などの活動も制限され、署内に缶詰めになります。

まずモリースの在宅を確認するため、同じアパートに住む知り合いのヘクターをケイシーとセブライドが訪ねました。

オーチスは熱心にトレーニングを続けていますが、なかなか復帰のゴーサインが出ず焦り始めていました。

メキシコ系カルテルのアジトで火災が発生し、アジトの一室に閉じ込められていた女性マレーナが救出されます。そしてアジトにあった多額の現金のうち10万ドルが消えていることが分かりました。

カルテルの人間たちは、消えた10万は何ものかに盗まれたと考え、その犯人を探すため無差別に市民を処刑し始めます。

ボーデンはグリソムから引退を延期すると告げられます。
内心ショックを受けるボーデンでしたが、これからは思い切り生きることを決意し、地区次長になったら買うつもりでいたボートを買いました。

ボーデンとセブライドに差出人不明の封筒が届き、中から大金が出て来ます。
すぐ本部へ連絡すると局長から呼ばれ、事故現場でセメントから救出した女性の父親からだったと判明。その金は遺族会に寄付することになりました。

ハーマンは息子のバスケットチームのコーチをしていますが、そこには同僚のコラニーノの息子も所属しており、あれこれ口出ししてくるコラニーノにうんざりしていました。
「でしゃばるな」と諭すつもりでしたが、息子への思いを語るコラニーノにハーマンの方が折れてしまいました。

理解しあった２人でしたが、自動車修理工場の火災でコラニーノは殉職してしまいました。

はしご81小隊と救急61小隊が出動した現場で、倒木の下敷きになってしまった少年をハーマンたちが救出します。

現場に居合わせた男性グレンはインディアナポリス消防局の仕入れ担当者で、ブレットがスラミガンの話をすると興味を持ち、51分署まで見に来ました。

その後、検討した結果７３個買うと言い、クルースは大喜びしますが、グレンがブレットに興味があることを知って態度が一転し、単価を値上げしたため交渉は決裂します。

ベビーシッターから電話が入りニコラスの無事が確認されました。
レネーの過剰反応だと言うキッドに対して、セブライドは仕方ないと言います。

不安に駆られていたキッドでしたが、レネーに協力していた裁判がおわり、キッドの自宅で帰りを待っていたセブライドの真摯な態度に心打たれるのでした。

また、収賄疑惑のデマのせいで、ボーデンは窮地に立たされる。