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ロマンの死から3カ月。銃弾を浴びたカートは意識を取り戻して退院し、リハビリに励みます。

ジェーンはチームに合流して任務をこなし、ザパタはリードに留守電を残して姿を消していました。

チームは、ロマンが残したZIPの副作用の治療法やHCIグローバルを潰せると思われるデータを各国から回収しようとしますが、重大な事実に気づいていませんでした。

リッチが、FBIの通路に飾ってある世界地図のレリーフにタトゥー解読のヒントを発見します。

チームが呼んだ世界的な贋作師が見つけた新たな手掛かりをもとに、パターソンとジェーンは現場に急行します。
指示に従って次の謎を解き暗証番号を入力すると、ガスが噴射されて２人とも意識を失ってしまいました。

どこかのサーバー室で目覚めた２人の前にいたのは、ジェイソン・スタックと名乗る男でした。

クロフォードの弁護士が殺害され、ザパタが容疑者として当局からマークされたことから、ザパタがCIAにジェーンの情報を流していたことが明らかになります。

一方、HCIグローバルの新CEOマデリン・バークがFBIに現れ、クロフォードの不正に関する証拠を提出します。

また、リッチがテロリストの所在を突き止め、突入したチームは爆発に巻き込まれながらもテロリストを逮捕します。

リッチはタトゥーから元精神科病院の住所を割り出します。

現地に入ったチームは銃撃戦の末に、大量の人形を押収しました。人形には不審な点はありませんでしたが、ヘロインなどの薬物はプラスチックのように成形できるため、麻薬取締局の分析官ローレルに協力を依頼しました。

しかし突然、人形から粉が噴出しローレルが何かの病原体に感染してしまいます。
パターソンはとっさにバイオハザードを宣言するのでした。

ジェーンのタトゥーから、ある殺し屋の名前“サイズ”が発見されます。

チームが調べたところ、サイズと見られる人物がJFK空港に現れていたと判明しました。

さらにCIAとの協力でサイズの偽名の1つが、ある研究所の後援会に登録されていることを突き止め、彼を逮捕します。

しかしFBIに連行されたサイズがリッチの姿を見つけたことから、リッチの知られざる過去が発覚するのでした。

殺害された下院議員が“GPA”というダイイング・メッセージを残していました。

パターソンとリッチがさっそく調査すると、GPAはアメリカ国旗のタトゥーに関連があり、政治に関係する団体だと判明します。

GPAが連邦選挙と州の法案がらみでニューヨーク州の下院議員候補に多額の献金を行っていることを突き止めたチームは、そのうちの1人の行動を監視するのです。

カートとジェーンの部屋に、隣家の家主の妹を名乗る女性が現れ、電話を貸してほしいと言います。

しかし彼女が電話をかけ終わった直後、暴漢が部屋に乱入しました。
一味のボスであるイヴは、金を盗むジェーンの姿の映った映像を見せ、金を返せと迫るのです。2人は暴漢に拉致され、爆弾のついたベストを着けられました。

一方、パターソンとリッチは新たなタトゥーの謎を解こうとしていました。

北米航空宇宙防衛司令部“NORAD”が、核ミサイルの発射を検知します。

目標はニューヨークで着弾まで32分しかない。FBI捜査官たちは、至急住民の避難誘導を行いますが、すぐに、NORADへの大規模なサイバー攻撃だったことが判明しました。

ハッキングはFBIニューヨーク支局のネットワークから行われていたと分かり、チームはハッキングを仕掛けたジェーンとヴァイオレットを追います。

ロマンのデータをもとに検証が行われ、ジェーンの治療が始まります。
ただ、この治療法が彼女に効果があるかどうかはまったく不明でした。
ジェーンのバイタルが急変するのを見て部屋を出てしまったカートを、パターソンは一緒に闘うべきだと説得します。

ジェーンの脳内ではジェーンの意識が目覚め、カートと再会します。
さらにチームの仲間が現れ、ジェーンの記憶を引き出していくのです。

ジェーンが改めて本来の人格を取り戻したことが証明され、捜査官としてFBIに復帰します。

彼女はレミーとジェーンの両方の記憶を持って生きることになるのです。

レミーが“カリスト”という人物の話を聞いたことを思い出したジェーンは、それをパターソンに報告します。

早速調べたところ、製薬会社に勤務してZIPを開発した人物の名前が浮上しますが、その人物は2年前に事故死していました。

人気ミステリー作家のウィンストン・ペアが殺害されました。
犯行現場には“ジェーン・ドウの謎”という原稿があり、そこにはチームのメンバーが登場していました。

ウィンストンはパソコンも携帯電話も持っておらず、現場に残されている証拠はアナログデータばかりだったため捜査は難航しました。

ようやく不審な男を拘束しますが、ほどなくして別の関係者が遺体で発見されるのです。

ZIPの毒が頭頂葉に達したジェーンの体調は、日に日に悪化します。視力を失い、呼吸もままなりません。

そんな中パターソンとリッチが、ジェーンの治療に有効なスタントン細胞を持っているという大金持ちの医療マニア兼収集家のケンという人物を見つけます。

早速、彼に細胞の提供を求めるが拒絶されましたが、ケンの部屋にある標本類を見て、パターソンがある策を思いつくのでした。

ザパタとボストンは、ブラッドリー・ダイナミクスの航空システムをハッキングしてジャンボ機を墜落させるようマデリンに指示され、大量のC4爆弾が仕掛けられた倉庫に連れてこられます。

一方FBIでは、リード、パターソン、リッチが理由を作ってマデリンを訪ね、オフィスからスニファーを回収します。

すぐに解析したところ、ブラッドリー・ダイナミクスの内部資料が見つかるのでした。

ウィリアムズバーグの3カ所で爆発が起き、犯人を名乗る人物からFBIのホットラインにメッセージが入ります。

「2年前の爆弾犯はFBIのでっちあげであり、不正を働いた本人が自ら真実を公表しなければ、さらに爆破は続く」という内容でした。

チームはホットラインのメッセージや犯行の様子から、今回の犯人は前回の犯人とされた人物の父親ではないかと推測するのです。

武器を積んだトラックが襲撃されました。
トラックを所有するシルバー・マークは中身について口を閉ざしますが、盗まれた荷物の番号はジェーンのヘルメスのタトゥーにあった番号と一致していました。

調査を進めると、ヘルメスのタトゥーにパズルが隠されていたことが判明します。

パターソンとリッチは、ついに盗まれた物質の正体を突き止め、国防情報局のデイヴの協力を得て、物質の行方を追います。

マデリンのオフィスを調べていたザパタとリードに大量の銃弾が降り注ぎます。

パターソンの解析と防犯カメラの映像から、犯人はサビニト・カルテルのトップ、フランコ・コルテスのいとこアロンゾだと判明しました。

サビニト・カルテルは貴重な人材デル・トロを殺された報復として、ザパタとマデリンを殺害しようとしていました。

一方ジェーンは、カートに勧められセラピーを受けるのでした。

マデリンが逮捕されて事件は決着すると思われましたが、ジェーンがドミニクに薬を打たれて拉致され、生き埋めにされてしまいます。

ジェーンの失踪に気づいたチームは、防犯カメラの映像からドミニクを特定して足取りを追いますが、見失ってしまいました。

カートは逮捕したマデリンに防犯カメラの映像を突き付けますが、彼女は何も知らないとしらを切り、自分は悪事はしていないと主張するのです。

ジェーンのタトゥーから、海洋細菌によってできる猛毒“テトロドトキシン”に関する情報が見つかります。

その頃、テトロドトキシンによる中毒が26件報告されており、その半数が命を落としていたことが分かりました。

しかし彼らの摂取した共通の食べ物は、テトロドトキシンが含まれているとは考えにくいメロンでした。

チームは何者かがメロンに毒を仕込んだと考え、捜査を進めます。

国の研究機関EVCでデータの漏洩が起きました。

盗まれたファイルにはミサイルの発射コードが含まれていて、コードが盗まれる前の1時間以内に立ち入り禁止区域でIDを使った者は10人いたことが分かりました。

そのうちの1人、副社長のエヴァン・マイヤーズが息子のトーマスを連れて姿を消していました。チームは、ハイテクのインスリンポンプを使用しているエヴァンが怪しいとにらむのです。

受刑者から情報提供があるとの連絡を受け、チームは支局に向かう。そこにいたのは、NSAのコンピューター・ウィルスでチームを攻撃した凶悪犯、ショヒード・アクターだった。ショヒードはテロ組織“ダバー・ザン”がニューヨークを標的にテロを計画していると言い、情報提供と引き換えに保護を求める。しかしテロの詳細が分からず、チームはショヒードのノートPCを解析する。

マデリンの仲間の1人、バリー・ウォレスがクイーンズ地区の住宅街で発見され、チームが突入します。
するとそこには、CIAの古い通信システムを監視していたキートンの姿がありました。
何者かの暗号化メッセージのやり取りを追って、バリーのもとにたどり着いたというのです。

チームはキートンの同僚ルーカス・ナッシュから合同捜査を提案されます。
しかしバリーは、護送中に車ごと爆破されて死亡するのでした。

ハッキングによる大規模停電が発生します。

一方チームのもとには、キャシーから「送電網を破壊されたくなければ金を払え」という脅迫文が送られてきました。

キャシーがアイスランドにいることを突き止めたチームは、さっそくアイスランドへ飛びます。

マデリンが、これまでの殺害事件はすべてチームの犯行であり、カートの銃で人々が殺害されたと供述したことで、チームはドミニクの共犯者に仕立て上げられるのでした。